2018年 第38回新宿合唱祭 初夏にうたおう♪

2018年6月9日(土) 新宿文化センター 大ホール




混声合唱隊Neo-TOKYOがうたった歌

1:春に  (混4)
  ~混声4部合唱曲集「地平線のかなたへ」より~
      谷川俊太郎 詞 / 木下牧子 曲

2:うつくしい鐘が… (混3)
  昭和56年度NHK全国学校音楽コンクール中学校の部 課題曲
       新川和江 詞 / 飯沼信義 曲


 ピアノ = 村田智佳子 さん
  (譜めくり = 栗原寛さま)



毎年、梅雨入り直後に開催される新宿合唱祭「初夏にうたおう」。
この年も雲の合い間から夏の太陽が覗く東京・新宿でしたが、
たくさんの合唱団が大きなホールで色とりどりな歌声を披露しました。
懐かしいクラス合唱曲をモットーとするNeo-TOKYOからは
温かな合唱の名曲と、あのNHKコンクールのかつての課題曲をお届けしました。

1曲目の「春に」は、
混声合唱隊Neo-TOKYOとしては2006年以来、実に12年ぶりに歌いました。
この曲のオリジナルは、混声3部の中学生向け教育合唱曲として平成元年に発表されたものです。
その3年後、この曲を1曲目に据えた混声4部合唱曲集「地平線のかなたへ」が発表され
その後、平成中期にかけて、多くの合唱団によって演奏される曲となりました。
この日Neo-TOKYOからお届けしたのは、この混声4部版。
会場でも懐かしく感じられた方がいらっしゃったのではないでしょうか。

2曲目は、昭和56年度NHK全国学校音楽コンクール中学校の部の課題曲として生まれた
「うつくしい鐘が…」です。
混声合唱隊Neo-TOKYOからはこの日が初めてのお届けとなりました。
様々なテーマを3分15秒間に凝縮して、隅々まで美しいハーモニーで構築された曲。
飯沼信義氏の作品らしく緩急に富み、楽譜の随所に細かな演奏記号が付されていて、
新川和江氏が想い描いた世界観を美しく表現した「隠れた名作」です。
昭和時代の教育合唱曲に不慣れなNeo-TOKYOの若いメンバーの一部は
独特な曲の作り方に練習中にはなかなか馴染むことができず苦心していましたが、
本番のステージでは、みんなで気持ちを合わせて気持ちよくお届けしました。

会場の皆さま、新宿文化センターの皆さま、そして新宿区合唱連盟の皆さま、
誠にありがとうございました!
そして、素晴らしい合唱曲を未来に残してくださった作詞・作曲の先生がた、
今という未来から、心より感謝の想いをお伝えいたします!



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